千架の部屋はすぐそこにあった。 「広っ.....」 すっごく広い千架の部屋。 千架っぽく可愛い感じの部屋だ。 「咲音〜。こっちこっち」 グイッ ぼけーっとお部屋を眺める私の腕を引く千架。 そして..... ギシッ 「あれ?」 ベッドの音が鳴る。 私はというといつの間にかベッドの中にいた。 「やっと捕まえた」 ベッドの中でニヤリと笑う千架は先程の眠たそうな感じが全くない。 てか、天使感、ゼロ。