囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜






ヒヤリと感じる床の感触。




なっなんだ!!?この状況は!!?



仰向けに床に倒れる私を上から見下ろす桃也。



「悪い子にはお仕置きだな?」




ゾクッ



私を見つめる桃也は不気味なほど無邪気な笑顔を浮かべている。


が。



目が全く笑っていない。



そんな桃也に寒気を感じる。



早く、この場から逃げなきゃ!!


私の純情が!!




逃げようと思って体を起こそうとする私。




でも.....



「何、逃げようとしてんの?」




トンッ




桃也は私に覆い被さってそれをいとも簡単に阻止してしまう。