ヒヤリと感じる床の感触。 なっなんだ!!?この状況は!!? 仰向けに床に倒れる私を上から見下ろす桃也。 「悪い子にはお仕置きだな?」 ゾクッ 私を見つめる桃也は不気味なほど無邪気な笑顔を浮かべている。 が。 目が全く笑っていない。 そんな桃也に寒気を感じる。 早く、この場から逃げなきゃ!! 私の純情が!! 逃げようと思って体を起こそうとする私。 でも..... 「何、逃げようとしてんの?」 トンッ 桃也は私に覆い被さってそれをいとも簡単に阻止してしまう。