尚紀に連れて来られた場所は、お風呂場。




「お風呂?」




「そ♪ご主人様の背中を流すの〜」



ポカーンとお風呂場を見つめる私に色っぽく微笑む尚紀。



「は?」




今なんて言った?



『ご主人様の背中を流すの〜』


『流すの〜』


『の〜』




......



「はぁぁぁぁぁ!!?」




数分考えて、数分後パニック。



変態だ!!


コイツ、変態だ!!





「絶対嫌!!」




「咲音に拒否権はないよ〜。俺のメイドなんだし?」



嫌がる私に色っぽく微笑む尚紀。


そして.....




「ぬっ脱ぐな!!服を脱ぐなぁ〜!!」




服を脱ぎ出した。





私は急いで目を閉じる。




アイツ本気なの?


本気で.....