ちょうど目の前にある信号機が赤から青に変わる。 「おお。ラッキーだね」 なんて言いながら私は横断歩道を渡る。 が。 「咲音!!?」 ドンッ 「っ!!?」 何が起きたのかわからない。 お母さんが思いっきり私の背中を押してきた。 ちょっ!!? 何!!? 倒れながらお母さんの方を見る。 そして..... ドンッ 「......っ」 お母さんが大きなトラックに引かれた。