囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜







「......」





あれからどれ程時間がたったのだろう。




きっと数分しかたっていないのに、長い時間桃也を待っている気がしてならない。




「スゥー」




ゆっくりと目を閉じて深く深呼吸をする。




脳裏に浮かぶ、あの人の笑顔。




そして....





あの事故までの幸せな日常。