「桃也はどこにいるの?」 『繁華街だ!!お前を迎えに来てやったんだ!!』 桃也の必死そうな声。 私を迎えに来た? 『繁華街にいることはわかってんだ!!繁華街のどこにいる!!?教えろよ!!』 「いい。迎えに来ないで」 震える声が桃也を拒否する。 桃也に今会ったら頼ってしまう。 助けを求めてしまう。