囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜








繁華街についたあとは手分けをして咲音を探す。




辺りはすっかり日が暮れて、太陽の代わりにネオンがギラギラと輝く。




「チッ」




どこにいんだよ。




たくさんの人に押し流されて、咲音をうまく探せない。




「そーだ」




俺は人混みから抜けてケータイを出す。




「......」




プルルルップルルルッ




ケータイを耳に当てて、咲音が出るのを待つ。