「落ち着け!!二人とも!!」
とりあえず殴り合いが起きそうだったので二人をなだめようと努力する。
が。
「咲音。おはよう」
チュッ
「っ!!?」
二人をなだめようとする私の背後から誰かが頬にキスをしてきた。
誰かじゃない。
「千架!!?どこから現れた!!?」
「フフッ。さぁ?どこからでしょう?」
ズッキューンッ
叫ぶ私に可愛らしく笑う千架はまさに天使そのもの。
寝起き&上目使いは最強タッグです!!
「千架ぁ....」
ギシッ
ベッドの上に立って闇のオーラを放ちまくる尚紀に、
「.....」
無言で何故か私の腕を強く掴む桃也。
痛いんですけど!!?



