囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜





「騙すなんて最低!!」



「僕が勝つためなんだから仕方ないでしょ?騙される方が悪いと思うけど?」



叫ぶ私に悪魔の如く笑う千架。



いや、もう悪魔でしょう。



「チッ。計算高い奴」



そんな私たちを見て不満そうに舌打ちをする桃也。



「本当。騙されたとはいえ、確かに咲音は千架が選んだ水着を着てるしねぇ」



尚紀はヘラヘラ笑っているが、目は完璧笑っていない。




「「「「.......」」」」




いや〜な空気がこの場に流れる。




「フフッ。負け犬は負け犬らしくしっぽ巻いて黙っていればいいんだよ」



最後にドS すぎる千架の衝撃発言。



こうして、悪魔で、ドSな千架は桃也と尚紀に喧嘩を売ったのであった。