たぶん、楓先輩は特に意味もなく言った言葉なんだろうけど、私からしたら願ってもない提案だった。 「も、もちろんです!来年と言わずいつでも作ります…!」 公園内にそんな私の元気な声が響き渡る。 ――――ねぇ楓先輩、私、少しは期待してもいいですか? *end*