「よいしょ、よいしょ」 トタトタと、大きなバケツに砂を運ぶ姿がなんともいえないくらい可愛い。 ふふ。頑張ってるな〜。でも、あれ?あの子1人…? キョロキョロと男の子の周りを探すも、保護者らしき姿は見えなくて。 ついつい、気になってベンチからその男の子の行動を観察していた時。 「…わっ!!」 バケツが重かったのか、砂に足をとられたのか、男の子は突然転んでしまった。 あちゃ、ころんじゃった…痛そうだけど、大丈夫かな…?