友理奈は海斗の手当てをしながら、私と海斗に
「黙っててごめん..。2人を巻き込みたくなかった」
そう言って、すごく頭を下げてきた。
私は「私こそごめんな..」と謝った。
「仲直りやな!」と海斗は笑顔で言った。
友理奈は海斗に
「うちが言うのもなんやけど海斗あんまりキレたらあかんで」
と言った。そしたら海斗は
「アハハ..・俺キレたらなかなか止まらへんねん」
と言った。 どんなんやねん。
私は心の中でそう思った。
「今って何時?」
友理奈がそう聞いてきたので、私は携帯を見た。
「12時30分」
何分ここにいるんだろう?
「じゃあ、教室に帰りましょう!」
という事で教室に帰る事にした。
那美たちはまだ、帰らないみたいだ。
今は、お昼ご飯の時間だからちょうどいい。
千夏にいろいろ聞かれたけど、私たちは「なんでもない」と言った。
本当の事を言ってどう思うか心配だしね...。
私達はそのまま、部活に行った。
私は寝る前に「ターゲット」って怖いなと思いながら寝た。