「……え?」 みのりは目を泳がせた。 まぁ、動揺はするか。 「さ、そろそろ家に入りな??」 「待って??さっきの話はどーゆうこと??」 みのりは俺の腕を掴んだ。 「俺の過去、聞きたい??」 みのりは真剣な眼差しで 力強く頷いた。 「…んじゃ、今度、俺の家に来て?? その時に全部話すよ。 俺の過去を」 「けど…」 「菫さん心配するぞ?? それに、俺の家にも来てほしいし」 ニコッと笑うと、みのりは諦めたのか うん、と頷いた。