向日葵のような笑顔の君へ

「まだ、いてもいいのよ??」






俺は遅くまでいるのは、と思って、
帰ることにした。




「いや、遅くまでいるのはあれなんで…」




「そんなに気い遣わなくても」




「いいの。俺はみのりと
みのりの母さんに会えたんだし」




俺はそう言って、
みのりの頭を撫でた。




「んじゃ、気をつけてね。春君。
私は先に入ってるわ」




菫さんは手を振って
家の中に入っていった。