向日葵のような笑顔の君へ

「は、はい!」




緊張してるせいか、
噛んだみのりは顔を真っ赤にした。




「そうなんだ~☆
あっ!アド交換しよ??」



「はい!」




今度は嬉しそうに笑うみのり。



色んな表情するなー。
ま、そこがいいんだけどな。




みのりと奈乃華はアドを交換した後、
楽しそうに話していた。




「んじゃ、またな。春」



「おう。じゃあな」




「ばいばい!みのりちゃん!」



「ばいばい!奈乃華ちゃん!」




なんか、いつの間にか仲よくなってるし。



啓達は、俺らと反対方向に行き、
楽しそうに去っていった。




「奈乃華ちゃん、いい人だね!!」



「そうか??俺はよく分かんねぇな…。
ま、楽しそうで良かったよ」




さっきからニコニコしてるみのり。



俺も嬉しくて、
笑っていた。