向日葵のような笑顔の君へ

「へっ?!春?」





「手、嫌?
なら、離すけど…」





人いっぱいいるし、みのりは身長低いから
迷子にならないように
手を繋いだが…駄目だったか?




「ううん!手繋いでたい…」





手を離そうとする
俺の手をキュッと握った。


力弱いな…。



俺はフッと笑い、みのりの手を握った。





「んじゃ、行くか」




「うんっ」





まだ頬をピンク色に染めてるみのり。

まるで俺にも移ったかのように
顔が熱くなった。






俺達はそのまま、
入り口へと入っていった。