向日葵のような笑顔の君へ

「んじゃ、どこ行く??」




「え?私決めてもいいの?」




俺はうん、と頷いた。



そして、少し考えるそぶりをすると
顔をパァと輝かせ言った。




「水族館行きたい!」





「いいよ」





「ありがと!!」




まるで子供のようにはしゃぐみのり。



ガキかよっ。


まだ嬉しそうに笑うみのりにつられて
俺も笑った。