向日葵のような笑顔の君へ

「まだ9時じゃねぇよ??」





「その……春と遊ぶのが
楽しみすぎて…早く起きちゃって…」





テヘヘと照れるように
笑ったみのり。



なんとなくみのりも
そう思っていたことに
嬉しさを感じていた。




「春はなんで早いの??」




「え?あ…」





俺は思ってもなかった質問に
少々戸惑いつつ。




「俺もみのりと同じ気持ち」





みのりと目を合わせないように
素直に言った俺。



恥ずっ…。




「ほんとに?!」




みのりは嬉しそうに目を輝かせ
俺の腕を掴んだ。



俺は仕方なく頷いた。



すると、フフっと嬉しそうに笑った。