「亜子、早く、早く、遅れるやんかぁ。」



「もう、終わるから、待ってて。忘れ物はないっと。」



「ほんまに、きがえるん、おそいなぁ。」



「メイク、バッチリ?ねぇ、隼人〜。」



「おぅ、亜子ちゃん、完璧。」



「もう、みんな集まってるかな?」



「早く、逢いたいなぁ〜。」



「まさかだよな。」



「びっくりしたのは、アタシの方よ。倒れそうになったよ。」



「俺も。あははっ。」



「ってか隼人、知ってたでしょ?」



「うん、俺、口はかたいからな。」



「じゃあ、行こうか。」



「うん。」