空から舞い降りた天使のレビュー一覧
“教師と生徒” 今では、そんなに珍しくないキーワード。 だけど、この作品は他の教師×生徒ものとは一味も二味も違います。 だから、ラストまで飽きることなく読めちゃうのです。 そこら辺に転がっている物語と一緒にしないで下さい。 この物語の中に、一体いくつの恋と想いが詰まっているでしょうか。 ラストは…… 教えてなんかあげません。 自分で確かめて下さいね。
登場人物の心情が細かく描かれ、切なさ倍増です。 禁断の恋を全うする二組のカップルが、全く違う結末を迎え、衝撃的でした。 「好き」になったけれど、幾度となくブレーキがかかり。 イケナイ関係だけれど、気持ちは抑えられなくて。 様々な葛藤のもどかしさに、悶えさせられました。 読みやすく、衝撃のラストまで一気に運ばれるでしょう。 キューンとなれる作品を、ぜひご覧下さい。 拙いレビュー、失礼致しました。
大人でも、子供でも、先生でも、生徒でも 誰だって、恋をする。 大切な人を想うと、綺麗なだけじゃない感情に苛まれる…。 そうやってもがく人々が、切なく、でも確かなモノを持って描かれています。 この作品を読んだあと、きっと大切な人を抱きしめたくなりますよ。
先生と生徒という立場から誰にも言えない秘密の恋。 お互いを想いあいながらもその想いが強くなるほど、 些細なことで不安になり 「好き」という言葉をなかなか伝えられないもどかしさ。 ストーリーの展開は早いのに それぞれの絡み合う想いはゆっくりスローペースで心に心地よく染みてきます。 予想もしてなかったラストですが… 題名通り素敵な作品でした。 個人的に台詞の関西弁がとてもあたたかくて胸きゅんでした。
この作品には『意外』なラストが待ち受けている。 けれど、その『意外』は『現実』に起こりえる『意外』であり、だからこそ私達は、ふいをつかれて戸惑うのだ。 作品には必ず書き手の魂がこもる。 オキルスさんは、その痛みを知る方なのかもしれない。 その相手とその時間、過ごした想いは消えず、きっと暖かな涙になる。 このラストが、幸せへの道標になる事を願っての☆5つ。 メトロノームの使い方が秀逸。鳥肌。 本当にオキルスさんはラストページの魅せ方がうまい。
二組の教師と生徒のお話です。 好きな人がいると 喜びも倍 嫉妬も倍 二組のカップルには、それぞれの愛の形があります。 秘密の恋だけど… ラストは衝撃的なので、最後まで目が離せません。
・ 人を愛しいと想う気持ち・・・ それは、どこまでが子供で、どこからが大人なのだろう。 教師と生徒。 学校という枠を出れば、一人の男と女のはずなのに、その枠が彼らにモラルという名の足かせを填める。 人を愛しいと想う気持ちに年齢制限など無いはずなのに、彼らは否応なくその枠の中で悩み、苦しみながら、その想いを持ち続けようともがく。 特筆すべきは、随所に散りばめられた関西弁。 飾り気のないその言葉の一つ一つが、揺れる彼らの心を一層健気に、切なく描き出す。 彼らの想いはどこへ向かうのか・・・。 予想外のラスト。 それは、続編への序章なのか、それとも永遠の愛の象徴なのか。 私は、密かに前者であって欲しいと願っているのだが・・・。 ・