チョコレート箱 【完】





今まで黙っていたトモ。


もしかして、怒っていたから黙ってた?

何か……気に障るような事、しちゃったのかな?



おずおずと、トモの方に手を伸ばす。


「と、トモ……あの、」

「いらないっ……て、言ってんだろ!」



――バシッ



手をはらわれた。

――……これは、完全な拒否。


トモに、嫌われた? 私の気持ち、まだ伝えてないのに。

それとも、分かっちゃったのかな?


分かるよね。あんなに態度に出てたんだもん。


私の気持ちが、迷惑だった――……?