チョコレート箱 【完】





―― ボンッ


そんな効果音が違和感が無いくらい、顔が一気に赤くなる。



……ヤバイ。トモに見られた……?

見られてませんように! と、ただ祈る。


幸いなのかよく分からないけど、私たち3人の会話を聞いてる人は誰も居ない。



「……作ったんだ、本命」

「……――ッ////」



私は無意識に紙袋を握りしめる。

ユウト君は、私の分かりやすすぎる反応に困ったように頬をかいた。



「あっ、そうか。うん、女子だからな……当然か」


何も言えないです……。



「本命の人にチョコあげるから、もうトモに義理チョコあげないのか」



……へっ!?