「そんな辛辣に接しなくたっていいじゃないですか。哀しいです」
目の端に若干涙をためて私を見る先生。弱いな、おい。
「だって好きでしょ、冷たい私」
「好きです」
あるぇ?冗談半分だったのになぁ。おかすぃーな。
「でもたまには素直で優しい千鶴ちゃんとも接したいです」
そんな千鶴ちゃんは存在しません。いたとしたら、それは別の千鶴ちゃんです。
「気が向いたらね」
「ところで、千鶴ちゃん。君は何の競技に出るんでしたっけ」
「全員参加の女子100メートル走と、玉入れと、借り物」
借り物とかめんどくさいよねー。てか作者の陰謀がある気がする。
絶対先生なんか選んでやんないんだからっ。



