翌日、何故か台本が机の上にあった。昨日の今日で何故台本が出来上がっている?おかしくね?
まさかシンデレラは作為的に決定されたというのか!?
「今日の放課後から練習だって」
「嘘でしょ!?」
「いいなぁ、天瀬さん、槙(まき)くんと一緒に練習出来るなんて」
「ねぇ〜。私もシンデレラ役やりたい」
いいよいいよ、あげるよ君に。喜んで差し上げちゃうよ。
「あ、でもでも、天瀬さんと槙くんって意外とお似合いじゃない?」
……え?
「あ、そうかも!天瀬さんってあんまり存在感ないけど、実は結構可愛いし」
え、待って、私地味キャラで今までの学校生活通してきたんだけど。可愛くないから。
「だからって本当に付き合われたらショックだけどねー」
付き合う予定ないから。興味もないし。
「実際天瀬さんって、槙くんのことどう思ってるの?」
「興味対象外」
「ええっ、槙くん学校の第二の王子様なのに?」
「第二?」
「そうだよ。ちなみに第一の王子様は我らが担任、エドガー先生ね」
先生かよっ!!
「あ、授業始まっちゃう」
彼女達は慌てて自席に戻っていった。



