颯太君は、笑顔の私をキッと睨みつけた。 ……ナンデデスカ? 「宮園のくせに、ムカツク」 「な、なにそれ。まるで私が、普段は単純でポケーッとしてる、お馬鹿さんみたいじゃん」 「その通りだろ」 「ひっどぉーい! ……あっ、…ゴホン」 いけない、いけない。 危うく、清楚で落ち着いた女の子から、かけ離れる所でした。 もう、颯太君ってば。 気を取り直して、眼鏡をかけ直す。