「お前、具合悪いとか言ってたけど……」 ハッ! そう言えば、気まずくてそんな嘘をっ! 私は首をブンブンと横に振る。 「大丈夫! もういいのっ! 気のせいだった!」 「ふーん……じゃあなんで、今まで保健室に居たんだ?」 「ぐっ……そ、それは、その、寝ちゃってただけって言うか? というか、爆睡してました!」 ええい、どうにでもなれっ! そう思って、ハッキリと理由を口にする。 すると…… 「プッ……そんな大声で言うことでもないだろ」 突っ込まれました、ハイ。