「それは無理だよ」
青頭今何て言った?
「なんでよ?」
「目立ってる。確実に黒髪なんてこの学園にいない。」

ん?
黒髪いないなんて。
普通は逆よ?

「しかも黒髪でいれるのは、生徒会のみ」

じゃあなんで、アナタ達はそんなに派手な髪色なのよ(笑)
どうなっても私の黒髪は守りたかった。
あの人が褒めてくれたから。

「じゃあやるわよ」

「「「「………。」」」」

「「「「マジ?」」」」

声揃えて言ってんじゃないわよ
「じゃあ、ならなくていいのかしら?」

「華ちゃん♪ありがとうっー僕、華ちゃん大好き~」

うおっピンク頭にムギュー
されたっ
「コラ。リョウ、華ちゃん
 に抱きつくんじゃねぇー」

よ、良かった。
助かったー

「私が、副会長になるにあたって1つ条件があるわ。」

約束しないとね。

「何があろうと、私には手を出さないで。」

絶対ココ危ないから。
私の野生の勘がそう言う。