小さな顔にぱっちりとした大きな瞳…ふさふさの睫毛


ぷっくりとした小さな唇


陶器の様にきめ細かい真っ白な肌にはシミ一つないし


少し色素の薄い髪の毛は巻かれていて


クリスマスパーティーの帰りなのか何だかわからないけど、


白いドレスに身を包んだ彼女が余りにも可愛すぎて




「ちょっと!誰よアンタ!!」




俺を指さして怒る彼女に見とれて声が出なかった



「あ、えっと……ここで何をしてるの?」



きっと今の俺の顔は真っ赤



「見てわかんない!?寝てたの!!邪魔しないでよね!!」




…………酔ってる??




「こんなところで寝てたら危ないよ?この辺変な人とか結構いるし…」




「うるさいなーっ!寒くて歩けないの!!」



そう言う彼女のカラダはカタカタと震えていた