浮気性の彼女の秘密

｢ヤキモチなんて焼くわけないじゃん｣



シレっとした顔をして俺から離れたから



｢花梨～？｣



｢きゃっ｣



グイッと腕を引っ張って引き寄せて



スポンッと膝の間に花梨を座らせた



｢俺は花梨以外興味ないから｣



花梨を後ろからギューッと抱き締めると


シャンプーの良い匂いが鼻先を掠めた



何でこんな良い匂いするんだよ、



しばらく抱き締めたままでいると



｢ねぇ！離してよ！！キモいんだけど！！｣



腕の中で花梨が暴れ出した