春陽のお父さんは、午後から仕事がまたあるようでそのまま病院を去って行った。 きっと気を遣ってくれたのだろう。 休みを取っている俺は、春陽に会いに行く事にした。 久しぶりに春陽とゆっくり出来るからな… まずは何を話そうか? まぁ、俺が話題を作らずとも彼女が勝手に話してくれるのだが。 春陽のおかげで話題は尽きた事はない。 俺はコンコンと部屋をノックすると中から小さな声でハイと返事が聞こえた。 俺はこの声を聞いて部屋へ入りながら、やはり会話ではなくいきなり抱き締めようと思い直した。