「あなたたち、バカ?」
彼女たちは「は?」という顔をした。
あたしはいつも呼び出されたときに撒くために言う、決めゼリフを言った。
「特待生のあたしに手をあげて、停学になるかもとか考えないの? もし、あたしがこの事を報告したら、ただでは済まされないでしょうね。」
すると、彼女たちは青ざめて、謝りもせず、
「い、行こっ!」
そう言って走り去っていった。
ったくどいつもこいつもなんなのよ!!
何でも人のせいにしちゃってさ。
あたしが何したって言うの?
イライラしてるときに遠慮がちな声が聞こえた。
「…大丈夫か?」


