だけど──。 「やだったらやだ!」 委員長はそう言うと、プイッとそっぽを 向いてしまった。 ……なんだよ。市原の事は名前で呼ぶく せに。 「市原の事は普通に名前で呼んでるじゃ ん」 「和馬君は特別だし!」 ……は?特別? また俺の中に、小さな嫉妬心が生まれて くる。 仮にも彼氏の前で、他の男を特別だとか 言うか? ……イラつく。 「希美」 「なに──んぅっ……!?」 委員長がこっちを向いた瞬間に、その唇 に自分のそれを重ねる。