†ゆぅぱぱ。完結作品SS集†






もういっそのこと、委員長に手錠をして
どこかに閉じ込めてしまおうかと思う程
、委員長が愛しくてたまらないんだ。











「あれ、禊、なんか元気無くね?」



翌日。


登校してから、自分の席に突っ伏してい
ると、不意に頭上からそんな声が聞こえ
てきて。



見上げれば、そこには彼方が居た。



「彼方か……」

「え、そんなあからさまにがっかりさせ
ると傷つくんだけど」



苦笑いしながらそう言う彼方。


彼方は最近、委員長の友達と付き合い始
めたからか、やけに機嫌が良い。



「ていうかどうしたんだよ。そんなしけ
た面して」

「……そんな酷い?」