†ゆぅぱぱ。完結作品SS集†






笑顔でそう言って俺を送り出してくれる
奴らに小さく礼を言ってから、澪を探す




すると、校舎の近くに澪が居るのが見え
た。












「──澪!」

「きゃっ、わっ、向坂君!?」



走って澪に追い付いて、澪の手を掴むと
、澪が驚いたように俺を見上げる。



それから、ふわりと笑った。



「向坂君優勝おめでとう!すっごいかっ
こ良かったよ!」



……あもう本当に。


なんでこいつは、こうも俺を喜ばすのが
得意なんだろう。