沖田さんに一君と呼ばれていた男の人は、土方さんに近づくとそっと耳打ちした。 「そうか……。おい総司!!大事なことは先に言いやがれ」 多分私がさっき話したことを言ってるんだろうな。 それを聞いた土方さんはまた激怒。 この人あって数分しか経ってないけど怒ってるとこしか見たことないな。まぁ、悪いのは私の隣でニコニコしてる奴のせいだけど……。 呆れたような目で隣に居る彼を見上げた。