『そうですね。少し仮眠します』 涙も収まり。言われたように眠る事にした南。それを聞いて、片華はそうしたほうがいいと頷いた。 しかし、その場に寝転がろうとした南を片華がとめる。 「南はん、頭はココに乗せとくれやす」 『え??』 片華は、満面の笑みで自分の太ももをポンポンと叩いた。 「膝枕」 『で、でも』 膝枕って、かなりやってるほうは大変だったはず。 昔友達にして、足が悲鳴を上げたことを思い出した。 『膝枕って、足がしびれて大変じゃないですか。私は雑魚寝で大丈夫です』