「誰か居ないのか!!!!」 近藤の叫び声が、入り口の近くにいる南たちへまで届いた。 「行きましょう組長」 『うん』 二人は、刀を抜き足早に池田屋へ突入した。 『近藤さん!!!!』 「立花君!?何故ココに!!……まぁいい、藤堂君がやられた、総司も二階で戦っている。そっちへ向かってくれ!!」 『菊池君は藤堂さんのところへ』 「はい」 菊池は、藤堂がいる方向へ走っていった。南は、刀を振り上げる浪士たちを斬り、二階へ向かった。