『それで、お話とは』
部屋に着くとすぐに、話をふった。
「まずは、緋鏡のことについてどすな。あの子は、あの事件の後すぐに身請けが決まりました」
『身請け??あの、若い男の人にですか??』
「へぇ、元々緋鏡を身請けするためのお金を集めていたそうどす。どうやら出が同じ幼馴染だったようどす」
『そう、緋鏡さんは幸せそうだった??』
南は、ただそれだけを聞き返した。片華は、コクリと笑顔で頷いた。
「へぇ、今までにないほど幸せそうどした」
『そう、なら良かった』
「お二人から、面と向かって謝れないですまない、それからありがとう。と言付けを預かりました」


