『俺なんかでよければ……友達になります!!いや、友達にならせてください』 「み、みなみは……」 照れくさそうに笑う南を見て、片華は目にうっすらと涙をうかべた。 二人が微笑みあう。しかし、そんな和やかな雰囲気は、いつまでも続かなかった。 スパンッ----。 突如、南たちのいる部屋の襖が豪快な音を立てて、開いた。