「へぇ、うち、こんな仕事しとりますやろ??“友達”と呼べるような人が居てないんどす」 せやから、うちと友達になってほしいんどす!!と茹蛸のように真っ赤に顔を赤らめ、片華は叫ぶように言った。 『友達、ですか??』 「南はんがよろしければ、の話なんどすが……」 『俺、もう友達だと思ってましたけど??』 キョトンとした顔をした南に、片華は目を丸めた。