「お……、おう!!」 嬉しそうに藤堂は笑みを浮かべ、頷いた。 犬の尻尾が見える……。 嬉しそうに笑う、藤堂の頭を撫でる。 「な、撫ぜるな!!」 『ハッハッハッハ、かわいなー』 「可愛くねーよ!!!!全然嬉しくねーし!!」 また二人の口論が始まる。それを見てお茶をすすっていた斎藤は、重いため息を吐いた。