「俺の名前は藤堂平助だ!!」 『知ってますよ』 「じゃ、じゃあ!!へ、平助って呼べよ」 何故か藤堂さんは照れたように顔を赤らめてそっぽを向いた。 『いやいや、そんな平助だなんて……。王道はシロとかポチですよ』 「犬の話しじゃねーよ!!」 『わかりました。じゃあ平助って呼びます。後で、呼び捨てするなって言ったって遅いですからね』