時を越えて～タラシ女子と新撰組～

綺麗に結い上げられた髪に、煌びやかな着物。





元がよければ、美男から美女への変身は可能のようだ。





す、すごい。どこからどう見ても、一人の女の人にしか見えない。





『お、沖田さん。凄く綺麗です!!』





「あんまり、綺麗って言われても嬉しくないんだけど」





沖田は、ムッとしながらそっぽを向いた。





そんな沖田の様子を見て、南は首をかしげた。