誰?? 「あ、帰ってきた」といったその綺麗な女の人の声には聞き覚えがある。 少しフリーズする。そんな南に、女郎は不機嫌そうに眉を寄せた。 「無視しないでくれるかな??」 え??ま、まさか。 『まさか、沖田さんですか?!』 「そうだよ、君の知ってる沖田総司ですけど。って、何??気がつかなかったの??」