「気に入ってもらえたら、嬉しいぜ」 はしゃぐ南の頭を、庭師は嬉しそうに撫でた。 『はい、大切にします!!』 コクリと頷き。お礼を何度もすると、藤堂たちのいる部屋へと急いで向かった。 部屋の前に着くと、襖に手をかけ中へと入った。 「あ、帰ってきた」 中には、藤堂さんたち以外に着替え終わった片華さんともう一人綺麗な女郎さんが座っていた。