時を越えて~タラシ女子と新撰組~







「片華太夫が来てるぞ。俺たちに話があるらしい」





沖田と南は顔を見合わせる。





『どうしてこんな早朝に』





「詳しくは俺も聞いてねーが、昨日の仕事中になんかあったらしいぜ」





「ふーん、まぁ行ってみるしかないよね」






沖田が歩き始め、南は慌てる。





私、朝錬の途中なんっすけど!?!?






『え??私、隊士たちに少し休憩って言って道場出てきたんですけど』