隊士たちにとって、組長は憧れる存在だ。 この人の背中を追いたい。この人のようになりたい。この人のように強くなりたい そう思われるような人間が、組長に適任の人材だ。 多分、平隊士の中にもその才能に恵まれている人は存在するだろう。 でも、組長枠は十人。どんなに頑張ってもその枠からこぼれる人は出てくる。