『はい、ついさきほど起きました』 「開けてもいいかな??」 『はい。どうぞ』 ――――ッス 静かに襖が開けられ、沖田さんがヒョッコリと顔を現した。 「髪バサバサだね」 クスクスと笑う沖田さん。自分の頭に手を置いて、頭の状態に気がついた。