僕が止めに入るまでに、繰り広げられる芝居のようなやりとりに、みんな食い入るように見つめていた。





って、誰かとめなよ!!!!





『いやなら、抵抗していいよ??』





「……て、抵抗なんて……///」





二人の顔が徐々に、近づき始める。





――――グイッ!!





「はい、おしまい」





南ちゃんを抱き上げる。南ちゃんは頬袋をパンパンにして、ご立腹です、と顔に描いたような表情をした。