『あの、すいません』 「へい、なんか用ですかい??」 『私、立花 南と言うのですが……「な、なんやて!?!?!?」 名乗ると、打っ魂消るように番頭さんは声を張った。 その大声に、ビクリッと私は肩を揺らした。 え、えっと……。私悪いこと言ったかな?? 「テメェ、来て早々なに悪さしやがった」 私の後ろに、般若のような顔をした土方さんがスタンバる。 まだ、何もしてないよ!!失礼な!!っと叫びたかったが、怒られるのがオチなのでだまった。